日刀保京都府支部9月例会
今月も京都府立文化芸術会館にて刀剣入札鑑定会が行われました。
鑑定刀
一号
刀 若州住冬廣作
二号
刀 備前介藤原宗次 固山見龍子宗次 元治元年八月日
三号
刀 濱部美濃守藤原朝臣寿格 神茂知令鋭之 寛政三年辛亥秋八月日
四号
刀 備前国住長船七兵衛尉祐定作 寛文二年二月吉日
五号
脇差 和泉守藤原国貞
鑑賞刀
六号
薙刀 肥後守藤原輝廣作
中野副支部長による鑑定刀解説の様子
一号冬廣は長寸で身幅広く大変豪壮な造り込み、二号は固山宗次親子合作、三号寿格は丁子ではなく直刃の難問でした。
また鑑賞刀の肥後守輝廣は正に貴重中の貴重な御品。拝見出来る機会はめったにありません。
この度も様々な御刀を勉強させて頂き、盛況な会となりました。
ご参加頂きました皆様、御刀のご準備をして下さった中野副支部長、大切な御刀をお貸しくださった皆様、誠にありがとうございました。