平成30年4月日刀保京都府支部例会

4月15日、京都府立文化芸術会館にて日刀保京都府支部例会が行われました。

鑑定刀

一号 短刀 銘 備州長船貞守(南北朝末期乃至応永)
二号  刀 無銘(畠田真守)(鎌倉時代末期・重要刀剣)
三号 太刀 銘 助長(長船)(鎌倉時代末期・重要刀剣)
四号 脇差 銘 平安城藤原弘幸(慶長頃・重要刀剣)
五号  刀 無銘(綾小路末行)(鎌倉時代後期)

一号 短刀 備州長船貞守

二号 刀 無銘 畠田真守

三号 太刀 助長

四号 脇差(片切刃)平安城藤原弘幸

五号 刀 無銘 綾小路末行

今回の鑑定刀は、鎌倉時代、南北朝時代、江戸時代初期と幅広い時代の名刀でした。

一号は小反に類する刀ですが、片落ち風の互の目で反りがあり、兼光に見えるものでした。

二号は重ね厚く、焼き幅広く、刃中の働きも豊富な名品です。

この度の例会も多数の会員の皆さんにご参加頂き盛況な会となりました。ありがとうございました。