2月 日刀保京都支部例会
今月は会場の都合により、京都府支部例会は第一日曜日に行われました。
新入会希望者さんお二人がお見えになり、鑑賞マナーを学んで頂いた上で、実際に御刀を手に取り鑑賞して頂きました。
鑑定刀は以下の通りです。
一号
寸延短刀 銘 立子山住人 将平作
昭和六十一年秋
二号 刀 銘 長曾根興里 真鍛作
三号 太刀 銘 行次(古青江)
四号 太刀 銘 貞次(古青江)
五号 太刀 銘 為次(古青江)
六号 太刀 銘 守次(古青江)
一号 将平作 鞘書「相州廣光ヲ偲作刀之内也」
一号は廣光に迫る作、二号虎徹は郷義弘に私淑しそれに範をとったという事を証明する様な出来でした。
3号以下の古青江は守次→為次・貞次→行次と、それぞれ近い関係の古青江の作で、古青江を学ばせて頂く上で大変貴重な機会となりました。
この度も大変貴重な御刀の数々をお貸しくださった所有者の皆さまに心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。