日刀保京都府支部新年入札鑑定会
明けましておめでとうございます。
令和4年1月16日、京都府立文化芸術会館にて新年入札鑑定会が開催されました。
例年は新年会を兼ね、三木半旅館にて入札鑑定会の後、懇親会という流れなのですが、今年はコロナの影響で通常の鑑定会のみ。
少し寂しいところではありますが、開催出来るだけでも十分幸せであります。
鑑定刀
1号 太刀 正恒 (古備前・特別重要刀剣)
2号 短刀 宗昌親 平成二十七年春
3号 太刀 守次 (古青江・特別重要刀剣)
4号 短刀 平安城堀川住弘幸 慶長拾三年九月日(重要刀剣)
5号 刀 弘幸 (堀川・重要刀剣)
鑑賞刀
大太刀 無銘 吉岡一文字(三尺三寸)
(柏原美術館館蔵品・重要刀剣)
鑑賞刀には山口県の柏原美術館様より吉岡一文字の大太刀をお借りする事が出来ました。
三尺三寸という長大な太刀で生茎を保っており、刀身と同時に製作されたと思われる大変貴重な鉄鎺が附属しています。
この度も京都府支部鑑定会のために、貴重な御刀をご提供頂きました皆様には心より御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
コロナ渦が続き先を見通しづらい日々ではありますが、この状況が一日も早く終息へ向かいますことと、会員の皆様のご健康をお祈り申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。