日刀保京都府支部10月入札鑑定会

10月20日、京都府立文化芸術会館にて支部例会、入札鑑定会が開催されました。

鑑定刀

1号 太刀 無銘 綾小路     (重要刀剣)

2号 脇差  銘 越中守正俊   (重要刀剣)
         寛永三年八月吉日

3号  刀  銘 左行秀(花押) (重要刀剣)        
         嘉永六年二月日 足達正達佩之

4号 短刀  銘 清磨      (重要刀剣)

5号 太刀  銘 包清(手搔)  (重要刀剣)

1号 太刀 綾小路

2号 脇差 越中守正俊

3号 刀 左行秀

4号 短刀 清磨

5号 太刀 包清

1号綾小路は特に古風な出来で、初期粟田口派や五条など、古京物とみる方が多くおられました。
5号包清太刀は大変健全で身幅広く重量もあり、ほぼ全ての方が大和物を上手に写す忠吉や南紀重国へと入札する異例の事態に。
難問ではありますが、ご参加の皆様にはお楽しみ頂けたのではないでしょうか。
この度も盛況な会となりました。お刀をご提供くださった方々、ご参加いただいた会員の皆様、誠にありがとうございました。