平成29年2月日刀保京都府支部例会
2月19日、府立文化芸術会館にて日刀保京都府支部2月例会が行われました。
一号 太刀 銘 長光(伝平安城 時代応永頃)
二号 脇差 銘 波平清安(折り返し銘)
三号 刀 銘 波平安信 二月吉
四号 短刀(両刃) 銘 備州長船勝光(年紀入り)
五号 短刀(両刃) 銘 長州住玉井刑部左エ門尉二王方清 寛文十二年八月吉辰
六号 短刀(両刃) 銘 吉次(鞍馬関)
山田副支部長による鑑定刀解説。
今回の鑑定刀は末備前の両刃短刀に加え、大変珍しい鞍馬関吉次(山城国)の両刃短刀、そして古刀にしか見えない新刀二王の両刃短刀と、入札鑑定には非常に苦しむ難題。さらには古調な出来の波平二振り、平安城長光と、入札する会員の皆さんには地獄の様な時間だったと思います。